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ラグナ+PSU日記
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「みんなで物語を作ろう。」のコーナーです。
ルールとお題を決めてみんなでエンディングまで物語を作るというもの。
そのルールとお題についてを以下で説明。

※11/10 ルール変更行数制限を15行に。
ではまずルールから説明します。
・この物語はコメント欄を使って作ります。
・2回連続で同じ人が書くのはダメ。
(連続じゃなければ同じ人が何度書いてもOK)
・コメント101でエンディングまで持っていく。
・1回の投稿は最大15行程度でお願いします。

次にお題。
・タイトル 『この世界が好きだから。』


注)15日までにコメント10に満たない時は企画終了です!!


でわ、『この世界が好きだから。』はじまります!!
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無題
11月の朝。
寒くて起きるのが辛くなってきた。
英徳は群馬天空高校に通う2年生である。
これは彼の出会いと成長の物語・・・。
凛央 2006/11/08(Wed)00:54: 編集
無題
「あー…もう朝か。」
人一倍朝の弱い俺は、目が覚めても中々布団から出る事が出来ないのだが、
午前中サボってばかりの俺は、もう1限目の数学を落とす事が出来ないのだ。
覚悟を決めてまぶたを開け、視線を何気なくドアの方へと移す。
「えええええええええええ!?」
そこには何と・・・!!
ディーノリッヒ 2006/11/08(Wed)01:07: 編集
無題
黒ネコが座って俺のほうをじっと見ていた・・・窓が開いているからどうやらそこから入ったらしい。数分、時が止まったかのように見ていたがとりあえず布団から出て黒ネコの方に寄って行くと、
「にゃ~」
と黒ネコは鳴いた。
蓮 迩 2006/11/08(Wed)03:30: 編集
無題
愛らしく鳴く黒ネコを抱きあげようと呼びかける。
「黒ネコさん、さぁ・・こっちへ来るんだ。」
しかし怖がらせてしまったのか全速力で窓の外へと逃げ出してしまった。
少し残念だったが窓を閉めて出かける準備をした。
玄関で靴を履いているとインターホンが、
*ピンポーン*
玄関を出たそこには幼馴染の亜揮ちゃんがいた。
凛央 2006/11/08(Wed)14:24: 編集
無題
「おっ!今日はちゃんと起きたんだね♪」
亜揮は俺の胸をグーでちょんと叩いた後、いつもの笑顔で笑って見せた。
「もう単位落とせないもんね、ほら、行くよ!」
いつもと変わらぬ亜揮に引っ張られながら俺は、学校へと歩を進めて行った。
この後に待ち受ける出来事など、このときの俺には想像すらしえななかっただろう。
クロ 2006/11/09(Thu)00:47: 編集
無題
思えばいつぶりだろうか、最近の俺ときたら放課後はバイトに明け暮れて、帰宅後は徹夜でゲームばっかりだった。
こうして何気なく同じ時間を過ごすのも久しぶりだと実に新鮮だ。
この笑顔にはなんど救われただろうか・・・などと考えていると亜揮が目尻を吊り上げこっちを睨んでいる。
「ちょっと~!ちゃんと話聞いてるの!今度のテスト!落っことしたら洒落にならないんだからね!」
「あ、ああ。わかってるよ。(焦」
「そうやっていつもヘラヘラして~!ほんとしっかりしてよね。」
そんなやりとりをしてると学校が見えてきた。
あき 2006/11/09(Thu)01:55: 編集
無題
学校は、眩しい朝日の中うんざりしてみえた。
楽しそうな笑い声も「おはよう」と呼び交わす声も空虚なかんじがした。
それというのも、1限目が数学なのが悪いのだろう。この世から滅んでしまえばいいのに、とおもったことはあきには内緒にしておこう。
うめ 2006/11/09(Thu)09:02: 編集
第8話
クラスの違う亜揮と下駄箱で別れ、自分の教室に向かう。
チャイムが鳴り、HRの為に担任が教室に入ってくる。
「あれ・・?亜揮?」
確かに自分の教室へ向かったハズの亜揮が、担任の後ろについて入ってきた。
「今日から皆さんのクラスメイトになります、転入生の凛央さんです。皆、仲良くね」
「???」
え?確かにちょっと雰囲気が違う?でもまんま亜揮じゃん!?
俺は驚いて、その後も続く担任の説明なんか、耳に入らないで止まっていた。
ディーノリッヒ 2006/11/09(Thu)11:46: 編集
無題
「あの… 教科書見せてもらっていいかな?」
「え?あぁ… ちょっとまってな」
いつの間にか1時間目の数学が始まっていたらしい、しかも隣に例の転校生が座ってらっしゃる!?
ホームルームのことなんて全然覚えてないんですけど…。
転校生の子は俺の隣の席になってしまったらしい、めんどくせぇなぁ。
『ガサゴソ…』
仕方なく机の中(勉強道具は全部机に入れっぱなし)を漁り数学の教科書を渡す。
「俺どうせ教科書とか使わないから使ってていいぞ」
「あ、ありがとう。でも…」
転校生が何か言いたそうにしていたが、俺は無視して寝ることにした。
ル~ナ 2006/11/10(Fri)01:13: 編集
無題
「起立!!!」
授業が終わる合図を聞いて意識を半分飛ばしながら立ち上がる。
「礼!!!」
ぺこり。
休み時間も当然のように眠ろうとした俺の邪魔をする奴がいた。
「教科書ありがとう。それと・・少し話したい事があるんだけど。」
何だコイツは・・。亜揮そっくりな上に教科書を借りただけのクラスメイトに話があると?
「話したい事って?」
コイツは危険だ!!だが、ここはあえて関わろうと思う。
俺は常にチャレンジ精神を忘れない男なのさ。たぶん。
凛央 2006/11/10(Fri)01:54: 編集
11話「案内」
「空いてる時間に、学校の案内をしてほしいんだけど・・・」
亜揮に似た、その子は少し恥ずかしそうにそう言った。俺は少しドキっとしたが、英徳とクロが近くにいたのかからかってきた。
蓮 迩 2006/11/10(Fri)12:34: 編集
無題
「!?」
なんで俺がいるんだ!?
「ヒューヒュー!なんだよ、早速デートかい?」
「!」ハッとした。
クラスメイトで俺の右斜め前に座ってる男、クロ。まさかクロに自分がかぶって見えるなんて・・・
「ねぇ・・・どうかな・・・?お願いできる・・・??」
「えっ!あっ、あぁ・・・構わないぜ」
突然の幻影に俺は少し混乱してしまったが、クロはまだこっちを見ながらニヤニヤしている。
「なんだよ、見んなよな」
そう言うと英徳は席から離れ、歩きながら
「昼休憩、メシ食ったら案内してやるよ」
そういって教室を後にした。
クロ 2006/11/11(Sat)01:51: 編集
無題
食堂へと向かうと既に席はいくつか埋まっていた。俺は授業が終わり次第すぐに食堂に向かうのだが、今日はリオとクロに絡まれたせいかいつもの席は埋まっていた。仕方ないので今日の日替わりランチを受け取ると窓際の席に腰掛ける。
少し離れた所に亜揮の姿が見える。いつもの仲良しグループで親子丼を食べている亜揮…似てる。
亜揮だと分かるのは突き抜ける様なあの明るい表情だ。でも…『リオが笑えばあんな感じかもしれないな。』
俺の視線に気付いたのか亜揮と目が合う。亜揮はなんの迷いもなくトレイを持つと俺の正面に腰を下ろした。リオの件で妙に意識してしまうが、それを誤魔化すように切り出す。
『みんなといなくていいのかよ、友達なんだろ?』
『うん、今日はこっち。ちょっと話したいことあるしね♪』
俺の戸惑いを見透かす様な笑顔に更に戸惑う…。

☆☆続けっ!!
あき 2006/11/12(Sun)01:07: 編集
無題
「英ちゃん、聞いて。実は私、お姫様なの。」
はぁ?正気か?
「信じて!!私の国、ルーンミッドガッツ王国は今もワルゲーリョ王国と紛争が絶えないほどで、私が3歳の頃にお父様はこの街に私を逃がしてくれて・・。」
亜揮の必死な姿を見ると、どうやら本当らしい。
そういえば亜揮が俺に嘘をついた事は無かったな。
「ワルゲーリョ王国のチェザレ国王は私を誘拐して人質にするつもりみたいで・・先週から何度か刺客が来たわ・・。」
亜揮の顔から笑顔が消えた。しかし凛央との約束を思い出す。
「放課後一緒に帰ろう。ちょっと今は用事があって・・。」
悲しむ亜揮を残して俺は教室へ向かった。
俺は常に約束を守る男なのさ。
凛央 2006/11/12(Sun)13:51: 編集
無題
しかし、ルーンミッドガッツ?ワルゲーリョ?何処の国だそりゃ・・・
よくアニメじゃ異世界からやってきた人間が突然現れて、「あなたが救世主です!」ってな展回があるが、まさかな・・・
亜揮とは幼馴染だし、いきなりお姫様だって言われても実感がわかねぇ。とはいえ、亜揮とそっくりな凛央の登場にはちょっと度肝を抜かれた感がある・・・亜揮の話が本当なら、もしかして凛央が新たに送り込まれてきた“刺客”なんだろうか。
そして、俺が亜揮を救うために選ばれた勇者・・・か?凄い展回だがあまりにも現実離れしすぎてる。とにかく、凛央との約束を果たしに行かないと。
クロ 2006/11/13(Mon)13:37: 編集
無題
俺は約束通りに校庭で待った。
5分くらい経ったかな?凛央が走ってこっちへ向かってくるのが見えた。
「遅くなってゴメンね。」
凛央が申し訳なさそうにしていたが、俺はそんなことは気にしない。
「よし、早速案内するよ。」
俺たちの会話は思った以上に盛り上がっていた。
そして体育館の中を案内しようと思い、中に入ってみると何とそこに亜揮が居たのだった。
フロイド 2006/11/14(Tue)02:04: 編集
17
ただの幼馴染と転入生。その二人が鉢合わせしただけなのに、何だか俺の心にちょっとした罪悪感が湧き出て来た。
こんな時どんな行動を取ったらいいんだろう?
俺が無い知恵を絞って結論を出すよりも早く、亜揮がツカツカと歩み寄ってきた。
!?
俺の前で立ち止まると思っていた亜揮は、俺の横を通り過ぎて凛央に近寄り、
あろう事か、いきなり殴りかかった!?
何だこれ!?どうなってるんだ?
信じられない状況に、俺は今日何度目かの思考停止に陥った。
ディーノリッヒ 2006/11/14(Tue)02:25: 編集
無題
亜揮「うふふ、驚いた?本当は私が刺客だったの」
もう何がなんだかわからない。

とその時、ふとあることが頭の中に浮かんだ。
「私実はお姫様なの…」「何度も刺客が来たわ…」
これってマジな展開なのか…?
俺は亜揮じゃなくて凛央を助ければいいのか…?
色々なことが一気に交錯した。
混乱している俺は当然動けるはずがなかった。
目の前では凛央が必死に抵抗をしているが
相手は手馴れの刺客、かなうはずもない。
「もう…なんだかわかんねぇよ!!」
そう諦めかけたその時だった。
みゅーい 2006/11/14(Tue)03:48: 編集
無題
「はははははははっ!!!!とうっ!!!!!」
謎の声が体育館いっぱいにこだまする。
キョロキョロと辺りを見渡すと、幕の裏から1人の男が全速力で走ってくるじゃないか。
「な!?なんだ!!?」
その男は何の迷いも無く亜揮へ飛びかかっていった・・・が。
次の瞬間、ダーーンッ!という音が館内に響いた。倒れたのは・・・・なに!?男が倒れてるじゃないかよ・・・
「ん?コイツ見覚えが・・・・・・・・・!!」
クロ 2006/11/14(Tue)04:14: 編集
無題
場違いに飛び込んできた男…それは紛れもなくクロだった。
場違いな男の、場違いな登場に呆気に取られているとクロの暴走に拍車がかかった!
「実はな…2人で歩いているのを見つけて先回りしたんだ!凜央ちゃんと亜揮ちゃんが殴り合ってたのはビビったよ!いや、マジでマジで!」
しばしの沈黙。ピリピリした空気が僅かに変わっていた。既にエンジン全開なクロのテンションに呆れ果てていると…
「くくっ…あはははっwもぅ…折角気合い入れてきたのに台無しじゃないwあはははw」
突然吹き出す亜揮…そこにいたのはいつもの亜揮だった。
「ふwクロ、タイミングよすぎだww」
何だかどうでもよくなってきた。
凜央だけが怯えているが、その表情もどこか違って…そう、仲良くなりたくて少し離れた場所から様子を伺っている野ウサギのそれに似ている。
「そうだろ!俺はいつだってタイミング重視だからな!」
相変わらず自己主張が分かりづらいが、今だけはクロに心から感謝した。

続くっ!!
アキ 2006/11/15(Wed)17:47: 編集
Chapter 2
キーンコーンカーンコーン…

昼休憩の終わりを合図するチャイムが鳴り響いた。
クロ「おし、じゃあ俺行くわ!凜央ちゃん行こうぜw」
クロはそう言って凜央を連れて自分の教室へ戻っていった。
そうしてその場には亜揮と俺だけが残った。
二人で居る雰囲気がとても奇妙なものに感じられた。
今までにない雰囲気を感じて俺は戸惑いを隠せなかった…

亜揮「それじゃあ私達もいこっかw」

俺の不安を裏切るように、亜揮はそう言った。
さっきの出来事がなかったかのように動き出す日常の中で
俺はいつもの落ち着きを取り戻しつつあった。
みゅーい 2006/11/15(Wed)19:10: 編集
無題
その後、何も聞けないまま亜揮とも別れ、
午後の授業が始まった。いつものように
内容を聞きもしないで組んだ腕に頭を突っ伏した。しかし、頭の中ではさっきの事がぐるぐると
浮かんでは消えていた。
「一体、二人はどんな関係なんだ・・・?」
「何が本当で何が嘘なんだ・・・・」
そんな、答えの無い疑問ばかりが頭に浮かぶ。
「・・・徳君・・・きて・・」
凛央が何かを言っているように聞こえたが
俺の意識は次第にまどろみの中へ落ちて行った。
そして、俺は夢の中へと誘われて行った・・・。
2006/11/18(Sat)03:59: 編集
無題
『・・・徳・・・英徳・・』
「誰だ?俺を呼ぶのは」
『英徳よ。遂に来たのだ、この時が。目覚めよ!我が分身、英徳よ!!』
おぼろげに見えるシルエット。誰かが俺を呼んでいる。俺は知ってる・・・・・・のか?この声、俺は・・・知っている!

ふと目が覚めた時、夕焼けが教室を赤く照らしていた。俺は・・・・・・・・・
「なんだよ?今目が覚めたのか?ヒデの睡眠癖も堂に入ってるなw」
「ん・・・?クロか。お前今の声聞いたか?」
「寝ぼけてんじゃないの?どんな夢みたんだw」
「そうか」
夢・・・にしてはリアルだった。教室はクロ以外は誰も居なくなっている。皆帰ったのか・・・
「お前、亜揮ちゃんと帰るんだろ?待ってるぜ、下駄箱のとこで。健気だねぇw早く行ってやれよw」
やべっ、そういやそうだった。俺は下駄箱に向かった。
クロ 2006/11/18(Sat)04:36: 編集
無題
亜揮と二人で家に帰る。
途中色々と聞きたい事もあったが、切り出せないまま家に着いて亜揮と別れた。
亜揮はいつもとまったく変わらない様子で、何も言って来なかった。
いつもは夜更かしをする俺が、その日は何だか気付かない内に眠ってしまっていた。

「…ルゲーリョ様、作戦はほぼ計画通りに進行しています。」
「そうか、詳細を報告せよ。」
夢…?ワルゲーリョと呼ばれる俺と、今朝部屋に現れた黒猫が話しをしている。
俺が…ワルゲーリョ?亜揮を狙う敵対国の王?今朝の黒猫?猫が喋ってる?
何て訳の分からない夢なんだ。
「ワルゲーリョ様の『アチラ側』の分身と接触し、覚醒のきっかけを作って参りました。アチラ側のワルゲーリョ様の覚醒は時間の問題です。」
「そうか」
「…しかし、ミッドガッツもアキ姫の双子の妹である凛央を送った様です。」
「障害になるようなら、排除せよ。」
「かしこまりました。」

翌朝目覚めても、俺はハッキリと夢の内容を覚えていた。
ディーノリッヒ 2006/11/18(Sat)12:04: 編集
無題
*ピンポーン* ×10
朝からインターホンを連打する馬鹿がいた。
『英徳さん!英徳さん!お~い!出て来いクソジジイ!!』
ドンドンドン!!と扉まで叩いている。
まるで借金の取り立てのようだ。
しかし借金をした覚えはないのでドアを開けてみた。
玄関のドアを開けると強引に中に入ってきた失礼な奴は凛央だった。
「英徳さんおはようございます。後でユックリお話しますので今は私についてきてください。」
これはデートの誘いだろうか?
「何でもいいので早く『ポタ』に乗って下さい!!英徳さんが英徳さんじゃ無くなる前に!!」
『ポタ』というのは『どこでもドア』だと凛央が言った。馬鹿じゃね?
「イイから行け!」と言いながら背中をグイグイと押され強制的に『ポタ』とかいう何やら怪しげな物に乗せられた。
その先が未知の世界だとも知らずに・・・。
凛央 2006/11/18(Sat)20:18: 編集
無題
『ポタ』に乗った途端、世界が一瞬真っ暗になってほんのりと青いバーが左から右へと移動しているのが見える。
そのバーが右へ移動しきる前に急に視界が開けた。
やけに明るい開けた場所のようだ。すぐ近くには小さな川がキラキラと太陽の光に反射し、流れている。周りの景色を眺めているとさっきまで俺が立っていた場所に急に凜央が現れた!
「危なかったですね、後数分ポタに乗るのが遅れていたら…」
数分の余地があったなら一言説明くらい入れてくれても良さそうだが、俺がツッコむより先に凜央は続けた。
「ようこそ、ルーンミッドガッツへ。」
ルーンミッドガッツ?確か亜揮の話しに出ていた国…?
考え込んでいると何かの気配を感じ、足元に視線がいった。
「ッ!!」
なんかピンクのゼリー状の物体が俺の靴を溶かしてる!?いや…食べているのか!?
その瞬間!
「シィィィルド・ブゥーメラァン!!」
やけに張りのある声がした。すると目の前のゼリーは物凄い速度で飛んできた盾に刻まれて砕け散った。
「危なかったな!ポリンとは言え油断し過ぎだぞ!」俺は…この声に聞き覚えがあった。…というかテンションに覚えがあった。
「クロ…お前までいてなんなんd…ッ!」
思わず絶句した。予想通りに俺の視界に飛び込んできたのはクロ。ただし鎧兜つきだ。

続く。
あき 2006/11/20(Mon)23:41: 編集
無題
「凛央様、お戻りになられたのですね。ご無事でなによりでございます。」
クロはそういうと、俺の足元に落ちている物を拾い上げた。
「ゼロピ焼きでも食うかなwはっはっはっは!!!」
「相変わらずだね、クロw」と凛央も言う。
「君が英徳君か。私はルーンミッドガッツ王国・聖騎士団王宮近衛小隊隊長のクロだ。以後宜しく頼む!」
クロが隊長だって?ありえねぇw
「凛央様、王宮で細魔道士がお待ちです。この者の覚醒を抑え善にもっていくための儀式の用意も整っておりますれば、お急ぎ頂きたい。」
わけが分からない・・・
俺はこれから何をされるんだ・・・
「じゃ、行こっかw英徳さん付いてきてw」
俺は言われるがままに凛央に付いていった。そうするしかないじゃないか。だって、こんなわけも分からない世界で俺1人だけここに残ったら、何が起きるか知れたもんじゃない。例の『ポタ』とやらのこともあるしな。
クロ 2006/11/22(Wed)02:37: 編集
無題
言われるままに凛央に付いていった俺は城の中へと入っていった。
城の中ってこんなものなのか~ほほぉ~。とか言ってるうちに、
「ここです、英徳さん。」
いつのまにか目的の場所についていたようだ。
そこには大きなマントを羽織った165cmぐらいの背丈の、鋭くも優しい目をした巨乳の美人がいた。
俺の心にクリティカルヒットした。
「始めまして英徳さん、私は細 ユウです。よろしく。」
「は、、ははは、、はじめまして、、ボク、、ひでのりでしゅ!!」
第一印象最悪でしゅ!ボクってば最低のクズでしゅ!
「早速ですが、儀式を始めさせていただきます。英徳さん、じっとしていて下さいね。」
そういってヨシヨシ、と俺の頭を撫でる細さんにもうメロメロだった。
細さんがブツブツと呪文を唱えている。
いつの間にか呪文の詠唱が終わっていた。と、思った瞬間。
俺の唇は奪われたのだった。
凛央 2006/12/24(Sun)13:53: 編集
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